民泊を行ううえで、大事になってくるのが物件選びです。その理由は、選ぶ物件のクオリティによって、集客のしやすさや顧客の満足度が変わるからです。
もし物件選びを間違うと、集客力の悪化や経営コストの高騰といったリスクが伴います。こういったリスクを回避するためにも、民泊に適した物件を借りなければいけません。
このStep3では、物件を探す方法や実際に問い合わせをする際の注意点などをまとめています。ぜひ、物件選びの参考にしてみてください。
物件選びは簡単なように見えて実は難しく、民泊事業の成功の鍵を握っています。本記事の情報を参考に、最適な物件を見つけましょう。
物件情報を得るためのポイント
物件を選ぶ際には、いくつかのポイントを押さえることが重要です。理想像もなくただ、魅力的な物件選びをしていてもキリがありません。効率的に情報を集め、自分がどのコンセプトを持って民泊を行っていくのかを調べて、その条件に合う物件を選ぶことが大事です。
例えば家族連れをターゲットに民泊を行うのであれば、広いキッチンや洗濯機などの家電が完備されている物件を選ぶことが重要です。子どもが部屋で遊べるスペースがあればより良い物件と言えます。
このような適切な物件を選定するには、物件条件を絞ったり問い合わせをしたりしながら、自分のコンセプトに合っているか確認することが必要になります。その選定のプロセスは以下の通りです。
① ポータルサイト
② 物件選別、エリア
③ 検索条件
④ 物件ページ
⑤ 問い合わせ
① ポータルサイト
まずは、ポータルサイトのチェックから始めましょう。ポータルサイトは数多くの物件情報が記載されているため、効率よく自分のコンセプトに合った物件を選ぶことが出来ます。
SUUMOやat-homeなどの大手サイトや個人で経営している不動産までサイト1つで見ることが可能です。また、様々なサイトを比較しながら物件を探すことが出来るのもメリットと言えます。
その他にも民泊物件に特化したポータルサイトもあり、民泊を経営するうえで必要な法律の許可を得ている物件がリストアップされているため、こちらも調べてみると良いでしょう。民泊物件に特化したサイトでは、法律の許可を得ている物件しか記載されていないため、初めて民泊を経営する人にはおすすめです。1つのサイトで調べるだけではなく、様々なサイトを調べることで理想に近い物件を見つけることができます。
② 物件選別、エリア
- H3:② 物件選別、エリア
次に、物件選別とエリアを選びます。物件選別は、住宅・事務所・店舗の3つです。それぞれメリットがあるため慎重に選ぶ必要があります。まず、住宅のメリットは、住む上での快適性が高いことです。事務所はビジネスで利用する際に適しています。店舗は集客力に優れている点があります。そして、選別する時に見る点は、目的とコンセプトに合っているかどうかです。
その3つの中で選別が出来れば、次は目的を選びます。目的は「旅館として民泊を経営するか」「住宅を民泊施設にするか」の2択です。
ただ、民泊を経営するうえで3つの法律を理解し、物件の許可を得ないことには民泊として経営できません。その法律は「住宅宿泊事業法」「旅館業法」「国家戦略特別区域法」の3つです。それぞれの法律に異なる条件があるため、注意が必要です。
エリアは、民泊を行う上で誰に利用してもらいたいかによって変わります。観光スポットに近い場所や交通アクセスが良い場所を選ぶのが重要です。特に外国人観光客に民泊を利用してもらう場合は、観光地にアクセスの良いエリアを選ぶことで、人気を得ることが出来ます。民泊場所の周辺施設が充実しているかも利用者が気になるポイントなので、エリアを選ぶ際に考えておくといいでしょう。
③ 検索条件
3つ目は、検索条件を絞ることです。検索条件を絞り込むことで、効率よく物件を探すことが可能です。
例えば、最寄駅からの距離や、マンション・アパートや間取りなどを指定することで自分のコンセプトに合っている物件を絞り込めます。事務所可・高齢者可・DIY可など幅広く入居者を募集していそうな物件を選べるでしょう。不動産業者によって、同じ物件でも条件が違ったりするのでポータルサイトで確認を行いながら条件を絞ることが必要です。
④ 物件ページ
4つ目が物件ページを確認することです。物件ページを写真や情報で分かる限りのことを確認し、自分のコンセプトに合っているかどうか調べます。
大手サイトが提示している物件よりは、検索しているエリアに特化している地場業者が提示している物件を選ぶ方がより詳細な物件情報が記載されている可能性が高い傾向にあります。そして、大型物件・分譲より小・中型物件を選ぶ方が良い傾向にあります。その理由は、小・中型物件の方が問い合わせした際に許可してもらえる可能性が高いからです。
⑤ 問い合わせ
5つ目が問い合わせです。自分のコンセプトに合っている物件が見つかれば、積極的に問い合わせを行うことが重要です。問い合わせを行う際には電話やメールで、その物件が民泊として利用できるか確認するのが良いでしょう。
その際の注意点として、「基本的には断られる」と思って電話を行うことが重要です。不動産業者によっては民泊に対しての理解が異なるため、断られる前提で粘り強く交渉することが大切です。何回も物件を選び問い合わせを行うことで民泊として利用できる物件を決めることができ、自分のコンセプトに合う物件が見つかります。
まとめ
Step3では、断られてもくじけない物件の問い合わせに関して紹介しました。
物件選びには、自分のコンセプトに合う物件を判別する重要性や物件選びの流れ、民泊を経営するうえで理解が必要な法律などが存在します。
また、自分のコンセプトに合う物件が見つかっても法律の許可が得れなかったり、問い合わせしても不動産業者に断られたり、理解されなかったりする点については注意が必要です。
しかし、そこで諦めることなく粘り強く交渉を重ねることで自分のコンセプトに合う物件が見つかり、民泊を経営することができるでしょう。